ID 2097
登録日
2006年 11月17日
タイトル
都スギ花粉対策で伐採開始 『被害者』知事が一撃
.
新聞名
東京新聞
.
元URL.
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tko/20061114/lcl_____tko_____004.shtml
.
元urltop:
.
写真:
.
花粉症対策を進める都は十三日、スギ伐採の開始式典を青梅市内で開いた。都が本年度始めた「花粉の少ない森づくり運動」の一環で、現在のスギを順次伐採し、花粉の量が十分の一になる品種への植え
替えを進める。
冒頭、石原慎太郎知事は、自身が花粉症であることを明かし、「これだけ多くの被害者がいるのに、国は何もしてくれない。東京を第一歩として、広域行政の一つのアイテムとして取り組みたい」と表明。その後、近くの山
林で、伐採するスギへの斧(おの)入れと植樹を行った。
都産業労働局によると、本年度に計画する伐採面積は、多摩地区の山林二十五ヘクタールでスギ約三万七千五百本分。十年間で延べ千二百ヘクタールについて、花粉量を減らす対策を進める。本年度、この運動の基
金として二十五億円を積み立てた。
都はこの日、来春の飛散花粉数の予測のため、青梅市内でスギの花芽の生育状況も調査。来年一月の都花粉症対策検討委員会で分析し、予測を発表する。
..