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ID 1771
登録日   2006年 10月 2日
タイトル
医王寺の大松伐採 松食い虫被害か、急速に枯れ
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新聞名
東海日日新聞
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元URL.
http://www.tonichi.net/articledetail.php?artid=13316
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元urltop:
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写真:
 
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江戸時代中期から約350年の歴史があるといわれる田原市渥美地域の医王寺(小中山町南郷、小川宏之住職)でこのほど、渥美半島最大級の大松として知られた同寺境内・山門にある黒松(推定樹齢300 年、幹まわり約3メートル・高さ20メートル超)が、秋口にかけ急激に枯れた事から伐採された。先月末の伐採当日は朝から「お精抜法要」をし、500檀信徒中の代表者が別れを惜しんだ。  盆ごろまでは異常がなかったが、8月末ごろ最上部付近に茶色い個所が現れると、瞬く間に事態は悪化。専門家を呼んで、薬を注入したり対応策を話し合ったが、松食い虫被害と思われる症状により、再生は不可能で倒 木などの危険が及ぶ前の伐採が適切と判断された。  小川住職は「当たり前のようにそびえていた大松で、皆さんに本当に愛されていたが、伐採することになって残念。最後のお別れとなり、目印の木は無いが今後も地元の寺として親しんでほしい」と述べ、漁師が大松を 目印にしていた談話などを紹介した。  妻の惠子さんは「秋の十五夜の時期などは月と松の見栄えがよく、近所の人がよく来ていたが今年から楽しめなくなる。地元から出た人にとっては、帰って来たと実感する故郷のシンボルでもあったので、しのびない」 と涙をこらえながらしみじみ語った。  同松は福江漁港そばの立地で栄えた小中山エリアにあり、当時はひときわ目立った高さから漁師たちにとっての海上での目印にもなっていた。切った大松からは、仏像を切り出して寺宝として守っていくほか、渥美半島 先端部に住む世界や国内で活躍する画家・道家珍彦さんが、伐採直前の姿を実際に見て制作中の巨大絵(畳1畳半サイズ予定)も残し、次代へと大松が残した功績・記憶を伝えていくことにした。  くしくも同市では巨木や名木を集めた100選を探しており、下見も経て登録が確実視されていたが、伐採により夢と消えた。選考関係者は「あと半年もってくれればこれだけの大木なので100選入りし、より多くの人々に 親しまれただろうに」と悔しがった。医王寺ではユニークな一般向け催事を頻繁に行っており、時代を超越して親しまれている。主要道路に隣接。
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このページの公開日は1999年11月12日。最新更新日はです。

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