ID　1422

登録日　 　2006年 8月　2日

タイトル

木と遊ぶ

新聞名

北海道新聞

元URL.

http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20060803&j=0025&k=200608030257

元urltop:

写真:

　

樹上約十メートルの高さに慣れると、手放しでＶサイン。笑顔もこぼれてくる－。 　自然を通した教育プログラムを企画する「ディスカバリーＵ」（後志管内倶知安町北二西三、白木美恵子代表）が羊蹄山のふもとの森でツリークライミングの体験コースを開いている。 　参加者たちはヘルメットに加え、「サドル」と呼ばれる安全ベルトを装着。広葉樹のイタヤカエデの枝にかけた太さ十三ミリのロープにサドルを固定すると、あとは片足を少し踏ん張り、ロープの結び目を手で押し上げる 動きを繰り返すだけ。初心者でも安全にするすると登っていける。 　ツリークライミングは、樹木医や林業関係者によって活用される北米生まれの技術で、樹木へのダメージが小さいのが特徴。道内に紹介されてまだ三年ほどと日が浅い。白木さんは「一本の木と遊ぶ経験から、自然へ の関心をはぐくんでいってもらえれば」と期待する。