ID 1404
登録日
2006年 7月29日
タイトル
素朴な味わい 郷土玩具180点 木更津で企画展
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新聞名
中日新聞
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元URL.
http://www.chunichi.co.jp/00/cba/20060731/lcl_____cba_____003.shtml
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元urltop:
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写真:
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日本各地の伝統的なおもちゃを集めた収蔵展「郷土玩具の魅力」が、木更津市太田の県立上総博物館で開かれている。十月十五日まで。
郷土玩具は江戸から明治時代にかけて日本各地で盛んに作られたおもちゃ。子どもの無病息災を願う人形や遊具が主で、木や竹、土など自然の材料が使われている。
趣味で郷土玩具を集めていた富津市湊の元国鉄職員小松与一郎さんが、約千八百点のコレクションを同館に寄贈。これらを広く紹介しようと、同館が郷土玩具をテーマにした収蔵展を三回に分けて開いた。
今回はシリーズの締めくくりで、動くおもちゃを中心に約百八十点を展示。首が伸び縮みする「大入道」の紙人形(三重県)や、紙でつないだ木の板が不思議な動きをする「ぺたくた」(新潟県)などが並び、触って遊べるコ
ーナーも設けた。同館の担当者は「昔のおもちゃは信仰や願いと結びついていた。現代にはないぬくもりと素朴さを味わってほしい」と話している。
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