ID 1402
登録日
2006年 7月29日
タイトル
鈴鹿の大くす撮影 名古屋の写友会が65点を展示
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新聞名
中日新聞
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元URL.
http://www.chunichi.co.jp/00/mie/20060731/lcl_____mie_____015.shtml
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元urltop:
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写真:
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鈴鹿市の1本の大きなクスノキを撮影した「大くすの四季」展が、8月2日まで、名古屋市中区栄2の富士フォトサロンで開かれている。名古屋市などに住む12人でつくる「なご大くす写友会」の写真展で、65点
を展示している。
鈴鹿市南長太(なご)の田んぼの真ん中にあるこの大くすは、樹齢1000年で根元の直径5メートル、高さ20メートル、枝は30メートル四方に広がる。同会主宰の中島初男さん(59)によると、このクラスの巨木が森でも
神社境内でもない場所に、1本だけ立っているのは、全国的にも珍しいという。
会場には、夕焼けの水田に映るシルエットや、こんもりと雪をかぶった姿など、さまざまな表情を見せる大くすの写真が並ぶ。
大くすは一昨年の大型台風に見舞われたこともあって、衰弱が目立つ。同会は地元自治体に対策を求めてきた。昨年9月に地元自治会に保存会ができ、現在は根元にわらを敷いたり土壌を改良したりして保護に努めて
いる。中島さんは「枯れそうになっても輝き続ける大くすの力強さ、自然の神秘性を見てほしい」と話した。問い合わせは、富士フォトサロン=電052(218)0271=へ。
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