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ID 14484
登録日   2009年 12月22日
タイトル
「第二の人生」いろいろ 盛岡の伐採ヒマラヤシーダ
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新聞名
岩手日報
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元URL.
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20091221_13
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元urltop:
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写真:
  写真が掲載されていました
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伐採か保存か、大きな議論を呼んだ盛岡市内丸の県立図書館跡のヒマラヤシーダ(樹齢約40年、高さ約20メートル)は、59本のうち6本がランドマーク(象徴)として命を永らえた。一方、伐採された53本は その後、一部がクリスマスツリー、公園のあずまやに活用され、球果(きゅうか)(松かさ)の部分は遠く埼玉で手工芸品に。市民に親しまれた樹木の「第二の人生」はさまざまだ。
 同市内丸の県公会堂前。華やかな装飾で人々の目を楽しませているクリスマスツリーは、2本のヒマラヤシーダの先端部だ。ボランティア団体のハートフルワークいわて(江見夏恵代表)が譲り受け、輝くツリーに生まれ 変わった。
 長さ10センチ余もある大型の球果の部分は、埼玉県熊谷市で新たな「命」を吹き込まれる。新聞で伐採を知った熊谷市のクラフト講師小林幸子(ゆきこ)さん(70)が「球果の部分を手工芸に使いたい」と約20個を譲り 受け、オーストリア・チロル地方に伝わるチロリアンスパイスクラフトという手工芸品にするという。
 小林さんは「先端部分はよくあるが、全形は市場に出回らないので、とても貴重。作品を市に贈り、恩返ししたい」と感激する。
 6月に伐採した15本は、2010年度に盛岡市高松1丁目の高松公園のあずまやに利用するため、乾燥中。
 11月に伐採した38本は約4メートルの長さに切断され、百数十本の木材に。一部を同市玉山区の渋民公園や浅岸地区の公園のあずまやの材料にする。木材30本(直径15~40センチ)は来月31日、盛岡市永井の盛 岡南公園で市民に無料提供する。
 残りは公園のウッドデッキやベンチに利用することも検討している。最後まで生まれ変われなかった木はチップにし、紙の原料となる。市公園みどり課の藤原利博課長は「長年親しんできた市民の木を活用したい」と話 す。
 無料提供の問い合わせは市教委歴史文化施設開設準備室(019・651・4111、内線7391)へ。
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このページの公開日は1999年11月12日。最新更新日はです。

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