ID 1280
登録日
2006年 7月 3日
タイトル
目を楽しませた国際舞踊 花より団子でした文協桜祭
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新聞名
サンパウロ新聞
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元URL.
http://www.spshimbun.com.br/content.cfm?DO_N_ID =11514
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元urltop:
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写真:
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文協主催の第十回桜祭りが一日、二日の両日にわたってサン・ロッケの国士舘スポーツセンターで開催された。今年は一日がドイツW杯ブラジル戦と重なり、二日は朝から雨模様となったこともあり例年に比
べて来場者は少なかったものの、特設舞台では各国民族舞踊など各種プログラムが披露され、参加した人々の目を楽しませた。
二日、同センターは朝から雨模様で肌寒い中、大型テント内では、午前中から各種飲食物が販売されていた。特にコチア青年の店では「ケントン」をはじめ、特製ヤキトリ、焼き豆腐など手作り品が好評を博していた。
この日、午前八時から準備を進め「日本からの出稼ぎ者が帰ってきて、若い人たちの会員が増えている」というカウカイア・ド・アルト文協では、婦人部、青年部の協力を得て、餅、ウドン、串焼きなどを販売。その中でも
餅は初日に百キロ分の二十五臼(うす)を搗(つ)いて完売、二日目は四十臼を搗くなどの盛況ぶりだった。
同会員の堤内幸吉さん(四九、熊本県出身)は、「国士舘の桜祭りには今年三回目の出店ですが、何か行事があると、いつもやっているので」と慣れた手付きで餅を作っていた。
特設舞台上では、ギリシャ、ドイツ、ロシア、ウクライナなど各国民族舞踊が行われたほか、和太鼓、よさこい・ソーラン、盆踊りといった日本の踊りも披露。また、伊藤カレン、斎藤エジソン両氏の歌謡ショーは、ひとき
わ盛り上がりを見せた。
同センター内のヒマラヤ桜は今年すでに散ってしまったとして、会場では沖縄桜の紅色の花びらが雨に濡れて下を向いて咲いていた中、桜を見るより食べている人の姿が目立ち、「花より団子」的な雰囲気が漂ってい
た。
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