ID　14350

登録日　 　2009年 12月　9日

タイトル

見晴らし最高　夢の家　白嶺小児童　夏から建設　ツリーハウス完成式

新聞名

中日新聞

元URL.

http://www.chunichi.co.jp/article/ishikawa/20091207/CK2009120702000157.html

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今夏から白山市白嶺小学校の児童らが校舎近くの瀬戸丸山公園内で造っていた夢の家「ツリーハウス」がほぼ完成し、六日、現地で完成式があった。ツリーハウス造りは県の本年度子どもドリームフェスティバ ル事業に採択され、地元有志らでつくる「白山麓（ろく）・ぶなもり自然塾」のメンバーが子どもたちを指導した。（松本芳孝） 　杉の間伐材を使ったツリーハウスは最大高約七メートル。地上約一・五メートル部分には十六平方メートルのテラスがあり、テラスからはしごで登る二階部分は屋根付きの部屋（約八平方メートル）になっている。
　屋根の一部を突き抜けているコナラの木を伝って屋根に登ることもできる。近くに住む一級建築士五十嶋仁さん（５４）がボランティアで設計した。
　児童たちは七月下旬から同塾のメンバーらと基礎工事を始め、その後も板材の切り出しや床張りなどを手伝った。
　式には児童と塾スタッフら約三十人が参加。五十嶋さんに児童代表が感謝の花束を贈った。塾世話人の若泉尚子さんの発声で全員がバンザイをし、二階に登った児童が落ち葉をまいて喜びを表現した。
　来春には二階の部屋のドアや手すり、縄ばしごなどを取り付けて最終的に完成させ、児童の宿泊体験や夜間の野生動物観察などに活用する予定という。