有志が公園整備　星野村

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新聞名 読売新聞

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http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukuoka/news/20091015-OYT8T01267.htm

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八女市と来年合併　期間限定で開園 期間限定で公開されている公園 　来年２月に八女市への編入合併を控える星野村で、住民有志が８年をかけ、季節ごとに色々な花が楽しめる公園を整備している。本格的なオープンは２０１１年だが、コスモスが咲くこの秋、期間限定で開園している。
　木材会社経営、足達透さん（５９）が１０年ほど前、倒木などが放置された林を見て、人が訪れるような公園にしたいと考え、土地を購入したのがきっかけ。
　社員や村内外の有志と協力し、０１年から仕事の合間に倒木の片付けやケヤキやシャクナゲの植林などを開始。宮崎、鳥取、群馬県などの公園も視察し、１１年春の九州新幹線全線開通時の開園を目指した。
　だが、八女市への編入合併の話が浮上。村は合併賛成、反対両派に二分し、住民投票で合併が決まった。足達さんは合併反対派だったが、「落ち込んではいられない。合併前に開園させたい」と考え、散策道などを急 ピッチで整備した。
　今春、１０万株のシャクナゲが彩る公園を期間限定で開園。家々や棚田、茶畑、遠くの山々も一望でき、約２週間で約４４００人が訪れた。今夏に１５０万本のコスモスを植栽。小川から水を運び、９月にはピンクや白のコ スモスが開花し始め、今月３日に開園を果たした。
　足達さんは「合併しても村の良さはなくならない。いいところを見つけていけば、村はもっともっと元気になると思う」と話す。
　公園は星の文化館近く。開園は１１月８日までで、午前１０時～午後５時。入園の際、小学生以上は景観整備応援金１００円が必要。問い合わせは星の花公園（０９４３・５２・３１０１）へ。