恐竜だって知ってます世界最古の木 デンパークで展示

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新聞名 中日新聞

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生きた化石「ジュラシック・ツリー」がお目見え－。２億年前の恐竜時代から生存している世界最古の樹木の展示が１４日、安城市赤松町の安城産業文化公園デンパークで始まった。７月３日まで展示される。
　正式名称はウォレマイ・パイン。ナンヨウスギ科の一種で、深緑の葉と表面が泡立ったような樹皮を持つ針葉樹。絶滅したと考えられていたが、１９９４年にオーストラリア・シドニー近郊で発見された。
　自生するのはわずか１００本程度で、最古の木は高さ約４０メートル、樹齢１０００年以上といわれている。昨年の愛・地球博（愛知万博）のオーストラリア館で公開され、話題になった。
　デンパークに登場したのは高さ約３０センチの鉢植え。温室内に恐竜をかたどったオブジェを施し、足元にジュラシック・ツリーを展示している。担当者は「植物や生命の神秘さに触れ、太古のロマンを膨らませてほし い」と話している。入園料は一般６００円。