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ID 13292
登録日  2009年 9月18日
タイトル
菌類にかもされた木材を使い、名器「ストラディバリウス」を超える音色を作りだす
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新聞名
slashdot.jp
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元URL.
http://slashdot.jp/science/article.pl?sid=09/09/18/0220252
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元urltop:
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写真:
 
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hylomによる 2009年09月18日 11時35分の掲載 普通の木材で作ったバイオリンも入れて実験してほしいなぁ部門より。あるAnonymous Coward 曰く、 バイオリンの世界では、「ストラディバリウス」と呼ばれる楽器が名器として知られている。これは、イタリアのアントニオ・ストラディバリが製作したもので、その音色には使用されている木材が大きな役割を果たしている とされている。
ストラディバリウスで使用されている木材は、中央ヨーロッパで1645年から1715年の間厳しい気候が続いた際のものであり、この頃の樹木は成長が遅かったたため木目が均一であるという特徴をもつそうなのだが、ス イスの研究者らが細菌を利用し、このような「木目が均質な木材」を作り出すことに成功したそうだ(ScienceDaily、本家/.記事)。
この特殊な菌類は木材の細胞構造を変化させ密度を低下させ、均質性を向上させるという。この処理を施した木材を使いバイオリン職人Michael Rhonheimer氏が製作した楽器「Opus 58」とストラディバリウスの聞き比べ実験を行ったとところ、Opus 58が最も良い音色であるという結果となったそうだ。実験に使われた楽器は5台で、1台がストラディバリウス、残り4台がOpus 58だったとのこと。
どの楽器を演奏しているかは明らかにせず、専門家を含む180人以上の聴衆に聞き比べてもらったところOpus 58が90票以上で最も良い音色の楽器とされたそうだ。ストラディバリウスは39票で2位につけたとのこと。また、Opus 58がストラディバリだと思った人は113人にも上ったそうだ。
1位になった楽器は4台の中で最も長く菌類に晒した木材を使用したものだったそうで、この結果はクラシック音楽における革命であるとみる音楽家もいるそうだ。数が限られており、億単位の値段もするストラディバリウ スを手に入れなくとも、若い演奏家が素晴らしい音色の楽器で演奏できる日がくるかもしれないと期待が寄せられているという。
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このページの公開日は1999年11月12日。最新更新日はです。

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