ID 13288
登録日 2009年 9月12日
タイトル
マツボックリ似 不思議の実
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新聞名
朝日新聞
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元URL.
http://mytown.asahi.com/wakayama/news.php?k_id=31000000909120005
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元urltop:
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写真:
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白浜町の南方熊楠記念館(西林則男館長)で、アローカリア(シマナンヨウスギ)という針葉樹にマツボックリに似た直径約13センチの巨大な実が付き、来館者を驚かせている。
シマナンヨウスギは南米やポリネシア、オーストラリアに分布し、松やモミの木に似た常緑性の針葉樹で高さ60メートルの巨木にもなるという。
1963年3月、記念館の起工式の際、当時の番所山植物園に記念樹として10本が植えられ、今では樹高約30メートルに成長している。今回、このうち6本に、1本の木につき10~15個の実が付いた。実は熟すればは
じけて種が出るという。記念館の職員も「初めて見ました」とびっくりした様子。
京都府立植物園の小倉研二・樹木係長は「シマナンヨウスギは熱帯の植物なので実が付くことは珍しい。この植物園にも仲間であるブラジルマツがあるが、50年ぶりに実が付いた。これも温暖化のせいかも知れません
」と話している。
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