ID 13178
登録日 2009年 9月11日
タイトル
森づくり協:飛騨の建設業界が伐木研修--下呂の山林 /岐阜
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新聞名
毎日新聞
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元URL.
http://mainichi.jp/area/gifu/news/20090910ddlk21040167000c.html
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元urltop:
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写真:
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飛騨地方で林業者と建設業界が協力した森林づくりを目指す「ひだ林業・建設業森づくり協議会」(事務局・県森林組合連合会内)は8、9の両日、下呂市馬瀬の山林などで、建設業界の関係者を対象にした森
づくり研修会を開いた。慢性的な担い手不足に悩む林業に、建設業界から異業種参入してもらい、飛騨の林業を元気づける狙いだ。
研修会には建設業界の若手リーダーら約20人と県建設業協会の久富光広・地域総合産業支援コーディネーター、県森林組合連合会の常富覚・森林調査部次長らが参加した。8日の講義に続き、9日は下呂市馬瀬のヒノ
キ林(樹齢40年)で実地研修をした。
中部森林管理局・森林技術センター(川添峰夫所長)職員の今井英二さん(57)や大林誠司さん(47)の指導で、チェーンソーを使って伐木した。「かかり木」と呼ばれる伐採した樹木が他の樹木に引っかかって倒れな
い場合などに行う処理法も実習した。
高山市から同僚2人と参加した反中浩之さん(33)は「チェーンソーは森林づくりに欠かせない道具なので、しっかり勉強したい」と話していた。
同協議会は、飛騨地方の林業と新規市場開拓を模索する建設会社が協働して森林づくりをすることで環境保全と産業振興を図ろうと、昨年5月に発足した。昨年は高山市、下呂市などで技術研修や現地視察などを実施
した。今年も、建設会社が林業に参入するための共同出資組織づくりなどを始めた。
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