ID 12883
登録日 2009年 8月17日
タイトル
つくい地域から5件の市文化財
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新聞名
タウンニュース
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元URL.
http://www.townnews.co.jp/020area_page/01_thu/02_saga/2009_3/08_06/saga_top4.html
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元urltop:
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写真:
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相模原市教育委員会は、市文化財保護審議会の答申を受けて7月27日、2件の有形文化財と1件の天然記念物を市指定文化財に指定、1件の無形民俗文化財と1件の史跡を市登録文化財に登録した。この結
果、市指定文化財は43件、市登録文化財は64件となった。
市指定文化財は次の3件。(1)藤野町牧野の「大石神社神楽殿(建造物)」は、切妻造、銅板葺で、間口約9m、奥行き約7.2mの本格的農村舞台。建築年代は1843年だが、1896年に歌舞伎舞台として大改造が行われて
いる。
(2)津久井町青山の「光明寺文書(古文書)」は、夢窓疎石開山の光明寺に伝わる寺領安堵の書状や寄進状などを中心とする文書群。文書70通、絵図1枚、絵画1幅があり、中世寺院の経営や寺領安堵について知ること
ができる資料である。
(3)城山町城山の「城山のウラジロガシ(指定天然記念物)」は、相模川左岸の関東山地裾部の南に面した丘陵地形の斜面に生育。樹高は約20m、幹回り8.4m、枝張りは360平方mに達し、樹齢は推定約600年とも言わ
れる、全国でも有数の巨樹である。
市登録文化財は、次の2件。(1)津久井町青山の「千部塚伝承地(史跡)」は、大塔宮護良親王の三十三回忌に法華経千部を修し、供養塔を建立したところと伝えられている。
(2)「藤野の村歌舞伎」は、明治時代から昭和にかけて、佐野川地区や篠原地区等で行われていたもの。その後、昭和40年に一時休止するが、平成4年に村歌舞伎を演じた経験のある有志が、民族芸能として継承する
ため「藤野歌舞伎保存会」を結成、以後毎年自主上演を行っている。
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