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ID 12462
登録日 2009年 7月 9日
タイトル
キャンパスは緑の学校 東北工大・公開講座好評
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新聞名
河北新報
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元URL.
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/07/20090708t15049.htm
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元urltop:
-リンク切れ-
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写真:
  写真が掲載されていました
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東北工業大(仙台市太白区)が主催する連続公開講座「緑の楽校」(全12回)が好評だ。貴重な雑木林が残る同大長町キャンパスを舞台に、学生と住民が一緒になって、植物観察を中心に地元の自然を学ん でいる。参加した住民は「見過ごしてきた地元の魅力を発見できた」と喜び、大学と住民の距離が近くなっている。
 講座は、同キャンパスの設立20周年を来春に控え、地域貢献の一環として4月に開講した。月1回、キャンパスをフィールドに実習と座学の2部構成で実施。同大の松山正将教授(64)=環境測量=らが講師を務め、 毎回約30人が参加する。
 キャンパスの約4割、7.2ヘクタールは市指定の保存緑地で、大学によると樹木はコナラやアカマツなど205種に上る。草本類も184種、キノコ類も47種に上り、豊かな自然が残る。
 これまでの講座では昨年12月に完成した保存緑地の維持管理用通路(1.6キロ)を使い、樹木の観察会を実施。座学では中世にあった茂ケ崎城や伊達家の菩提(ぼだい)寺の大年寺の歴史も学んだ。
 参加者の一人、太白区萩ケ丘の鈴木睦郎さん(69)は「地元の里山をじっくり観察しながら歩く機会はめったになく、新鮮だった」。同区茂ケ崎の町内会長久保田正さん(60)は「自然だけでなく伊達家ゆかりの歴史にも興 味がわいた。学んだことを町内会活動にも生かしたい」と意欲的だ。
 講座では今後、木の年輪や森の土壌を調べたり、落ち葉を集めて堆肥(たいひ)を作ったりする予定。来年3月には学習成果の発表会も行う。松山教授は「大学の研究成果を積極的に還元し、住民と一緒に地域づくりを 進めたい」と話している。
 参加無料。1回だけの受講も可。次回7月18日のテーマは「樹木の位置図を作ってみよう」(午前10時~正午)。連絡先は東北工大長町キャンパス事務室022(304)5555。
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このページの公開日は1999年11月12日。最新更新日はです。

中川木材産業のビジネスPR その18 (公開2018.8.1 更新2019年11月11日 )