ID　12275

登録日　2009年 6月25日

タイトル

スダジイ：県指定天然記念物を守れ　鈴鹿・川俣神社で防虫の薬剤散布　

新聞名

毎日新聞

元URL.

http://mainichi.jp/area/mie/news/20090624ddlk24040169000c.html

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写真:

　

鈴鹿市庄野町の川俣神社境内にある県指定天然記念物の「スダジイ」を害虫から守る薬剤散布が２３日、同神社役員会（清水朔生代表、氏子１０００戸）の手で行われた。樹木医に依頼しての防虫作業で、７、８ 月にも実施される。
　スダジイは高さ約１２メートル、最大幹回り約６メートルで、樹齢約３００年と言われる。古くから同神社の神木として地域住民に親しまれ、１９６９年に県天然記念物に指定された。
　ところが０６年ごろ、半円形の樹冠から出た枝が枯れたり、カミキリムシの幼虫が寄生するなど衰弱が目立つようになった。このため同神社役員会が県と市の助成を受けて０８年度から３カ年計画で木に活力を取り戻す ため、消毒などに着手した。
　この日は、市内の樹木医、中村昌幸さん（３８）らが高所作業車に乗って樹冠の枝などを点検。役員会メンバーも加わってカミキリムシが嫌う薬剤を木や枝の表面にはけで塗った後、全体を包み込むように薬剤を散布し た。