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ID 12274
登録日 2009年 5月29日
タイトル
埋没林:2万2000年前に思いはせ 山大・山野井教授ら須川で調査
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新聞名
毎日新聞
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元URL.
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20090530ddlk06040051000c.html
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元urltop:
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写真:
 
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山形市谷柏を流れる須川で03年に発見された約2万2000年前の氷河時代の埋没林のボーリング調査を、山形大理学部の山野井徹教授(古生物学)らが始めた。山野井教授は「一帯に広がっていた針葉樹 林が洪水などで泥に埋まったと推測される。地層を調べ明らかにしたい」と話した。
 埋没林は、樹木が洪水や地殻変動で泥に埋まり、地殻の上昇や川の浸食により地上に出現したもの。仙台市や島根県など全国各地で発見されている。
 谷柏の埋没林は、川面の約100平方メートルの範囲に、直径約30センチの樹木約50~60本がくいのように出ている。炭化しているため腐らないが、流されたり倒れたりしたものもある。埋没林は須川上流の同市黒沢 地区と上山市宮脇でも発見されており、山大の測定で、いずれも約2万2000年前のエゾ松の仲間と判明している。
 今回の調査は約20メートル掘削し、当時の地層の土砂や花粉を分析。埋没の原因や当時の植生などを探る。2~3日でボーリングを終え、年内に結論を出す予定。
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このページの公開日は1999年11月12日。最新更新日はです。

中川木材産業のビジネスPR その18 (公開2018.8.1 更新2019年11月11日 )