ID 10912
登録日 2009年 3月16日
タイトル
米子桜まつり 不況の影 協賛企業減り ぼんぼり1割減
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新聞名
読売新聞
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元URL.
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tottori/news/20090316-OYT8T01056.htm
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元urltop:
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写真:
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米子市の桜の名所・湊山公園で16日、「米子桜まつり」(4月3~12日)のぼんぼりの取り付けが始まった。景気悪化の影響で協賛企業が減り、ぼんぼりの数は前年より1割減少。17日以降に準備が始まる鳥
取市や倉吉市でもスポンサーが減っているといい、関係者は「せめて花見本番は、不況を忘れるにぎわいを」と願っている。
湊山公園では、市観光協会の委託業者の5人が、事前に立てておいた紅白の柱(高さ約2メートル)に、企業名が書かれたぼんぼりを次々に取り付けた。
協賛金は大が1万1000円、小が6000円。市観光協会は2月上旬に募集を始めたが、同月末までに集まったのは約50個分で、前年の123個を大きく下回った。担当者が必死に地元企業を回り、この日までに約110個
分を集めたが、スポンサー数は例年より約10社少ない約100社にとどまりそうという。
鳥取市観光協会も4月2~12日、鳥取城跡や袋川沿いに大小245個をともす予定だが、今年は105個にスポンサーが付かないまま。前年まで協賛していた75社のうち8社から「広告予算が減った」と断られた。
「会場を暗くするわけにはいかない」と、105個も無地のまま点灯する予定だが、担当者は「広告収入は前年の86万円から約20万円減り、ぼんぼりの補修もままならない」。
倉吉商工会議所によると、4月1日~5月20日に点灯予定の倉吉市の打吹公園でも、今年は建設会社など5社が協賛を見合わせ、ぼんぼりは昨年より1割少ない約450個になるという。
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