ID 10633
登録日 2009年 2月25日
タイトル
20年には森林吸収2割減 温室ガス中期目標検討委試算
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新聞名
朝日新聞
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元URL.
http://www.asahi.com/business/update/0224/TKY200902240299.html
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元urltop:
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写真:
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20年までに温室効果ガスをどの程度削減すべきかを話し合う中期目標検討委員会(座長・福井俊彦前日銀総裁)が24日開かれ、森林が吸収する二酸化炭素(CO2)の量が、このままでは20年には2割以上
減るとの見通しが示された。京都議定書に基づく12年までの削減では、日本は約6割を森林吸収分で賄うことにしているが、13年以降は森林への依存度を少なくしなければならなくなる。
天野正博・早大大学院教授が推計した。戦後に植林した杉が老齢化し、CO2吸収量が減っていくという。京都議定書の削減義務である90年比6%の3.8%分は森林吸収を見込んでいるのに対し、現状程度に間伐を進
めても20年には90年比で2.9%減、管理する範囲を広げても3.2%減にとどまる。
管理範囲を広げるには、新たな林道整備や労働力が必要になり、追加コストは年間1千億~2600億円にのぼるという。天野氏は、削減策としては「コストパフォーマンスはよくない」としている。
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