ID 10630
登録日 2009年 2月18日
タイトル
環境省 県有林伐採を許可 昇仙峡の眺望復活へ
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新聞名
山梨日日新聞
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元URL.
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2009/02/19/14.html
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元urltop:
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写真:
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昇仙峡観光協会(若月良澄会長)が「日本一の渓谷美」と称される昇仙峡(甲府市など)で雑木の伐採を要請していたのを受け、環境省などは渓谷周辺の県有林の伐採を許可した。県は3月にも伐採に着手す
る見通し。民有林の伐採は完了しており、同協会は「新緑シーズンに間に合いそうで良かった」としている。
今回許可されたのは、名勝・覚円峰を眺める観光名所「夢の松島」付近と遊歩道沿いの河川区域を含む35アール。ケヤキやシラカバなど60本の樹木の伐採や枝切りが認められた。
昇仙峡は秩父多摩甲斐国立公園の第2種特別地域などに指定され、伐採には環境省や文化庁の認可が必要。同協会は昨年11月28日に関係機関に申請。文化庁から今年1月16日に、環境省関東地方環境事務所から
は今月4日に許可が下りた。同協会は保安林伐採許可を県に申請していて、県は認可し次第、伐採に着手するという。
昇仙峡の遊歩道沿いではここ数年雑木が成長し、観光客の眺望を遮っていた。同協会は同市に「夢の松島」から下流約300メートルの県有林と民有林区間の伐採を要望。民有林区間に関しては、昨年伐採を終えた。
若月会長は「(伐採により)観光客により美しい景観を楽しんでもらえると思う」と話している。
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