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ID 10262
登録日 2009年 1月22日
タイトル
タイトル
樹木の枯死、30年で2倍に 温暖化の影響と米チーム
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新聞名
新聞名 47NEWS
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元URL.
http://www.47news.jp/CN/200901/CN2009012201001009.html
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元urltop:
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写真:
  hhh
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米西部の天然林でモミなどの樹木が枯死する比率が、約30年前と比べて2倍になっているとの研究結果を、米地質調査所やワシントン大などの研究チームが、23日付の米科学誌サイエンスに発表した。地 球温暖化と、それに伴う水不足が原因とみられるという。
 これまで熱帯地域の森林で同様の報告があったが、温暖地域では初の大規模な分析。研究チームは、他地域の森林でも同様の現象が起こっている可能性を示唆。「世界の多くの人々は温暖の森林の近くに住んでおり、 何が起こっているかを調べることが重要だ」としている。
 調査対象は、米西部の76地点にある樹齢200年以上の木、計約5万9000本。太平洋岸の北西部では17年間で、内陸部でも29年間で、樹木の年間枯死率が倍増していた。樹木の種類はモミ、マツ、ツガなどさまざ まで、生息する標高も130-3、353メートルと条件も異なるが、すべてで枯死率が増えていた。
 研究チームによると、枯死率の上昇は長期間、かつ広範囲に及んでいるため「山火事や大気汚染などが原因である可能性は低い」と指摘。西部の平均気温が10年間で0・3-0・4度ずつ上がっていることから、温暖 化と、それが原因で起こる水不足や害虫の悪影響が、主因だと結論づけた。
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