ID 9839
登録日 2008年 12月 9日
タイトル
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世界最古のイチョウの木器 楽器か、中国・田螺山遺跡
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新聞名
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47NEWS
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元URL.
http://www.47news.jp/CN/200812/CN2008121001000529.html
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写真:
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中国浙江省の初期稲作集落跡・田螺山遺跡で、約6800年前(新石器時代)の地層から、楽器とみられるイチョウの木器が見つかったことが10日、分かった。調査した金沢大の中村慎一教授(考古学)らの日
中共同研究グループによると、当時の農具や船の櫂、弓といった木器の材料はクワ類などが多く、イチョウで作った木器としては世界最古という。
中村教授によると、発見されたのは円筒形の木器の一部で、長さ21・9センチ。内側に環状の突起があった。たたいて音を出した楽器とみられ、木製打楽器としても最古級という。高床式建物のそばの水辺から、ほか
の木器と一緒に出土した。
イチョウ類は数億年前に世界各地で繁殖したが、中国南方の限られた地域に一種だけが生き残って現生種になっており、「生きた化石」と言われる。人間がどう利用してきたかは、原産地の中国でも不明の部分が多か
った。約1000年前の北宋時代からギンナンが食用にされたことが分かっており、当時の文人も「都にはなかったが、好事家が南方から移植した」という意味の詩を詠んでいる。
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