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ID 8986
登録日 2008年 10月 7日
タイトル
付け根からお像ひょっこり 蔵王・平沢
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新聞名
河北新報
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元URL.
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/10/20081007t15021.htm
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元urltop:
-リンク切れ-
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写真:
  写真が掲載されていました
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宮城県蔵王町平沢にあるスギの巨木「平沢の弥陀(みだ)の杉」=?=で、支幹の付け根から陶製の像が一体見つかった。像の正体によっては町史の書き換えも迫られ、町教委で安置された時期などを調べ ている。
 弥陀の杉は5月末、3本ある太い支幹の1本が折れて落下、根元に建つ「だるま堂」を直撃し、木造平屋の拝殿部分が全壊した。像は高さ約20センチで、年代などは不詳。7月下旬、支幹の撤去作業中に割れて破片と なった状態で見つかった。
 県内有数のスギ巨木で知られる弥陀の杉では、明治時代に女人講の「だるま講」が開かれた。このため安産祈願の「だるま杉」とも呼ばれ、支幹の付け根には「仏像が置かれている」と言い伝えられてきた。
 中には「子どものころに木登りをしたら仏像が見えた」と語るお年寄りもいる。支幹の成長に伴い近年は姿を確認できなかったが、仏像は「達磨大師では」との見方がもっぱらだった。
 しかし破片をつなぎ合わせて復元したところ達磨大師ではなく、修験道の開祖「役小角(えんのおづぬ)」に似ていることが分かった。
 町教委によると、弥陀の杉の一帯は江戸時代は寺の参道だった。町内ではこれまで、弥陀の杉は明治時代の廃仏棄釈後に御神木になったと考えられてきた。
 町教委の佐藤洋一文化財保護係長は「仮に像が役小角だとしたら、弥陀の杉は江戸時代に既に信仰の対象となっていたとみるべきだ」とみている。
 町教委は情報提供を呼び掛けている。連絡先は教育総務課0224(33)3008。
[平沢の弥陀の杉]樹高45―50メートル。根元付近の幹回りは10メートルにも達し、樹齢850―900年と推定される。地上6―10メートルの部分で支幹に分かれている。1971年11月9日、県天然記念物の指定を受け た。
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このページの公開日は1999年11月12日。最新更新日はです。

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