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ID 8985
登録日 2008年 10月 7日
タイトル
桜の種宇宙の旅へ エンデバーで6カ月滞在
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新聞名
東京新聞
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元URL.
http://www.tokyo-np.co.jp/article/technology/science/CK2008100702000157.html
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元urltop:
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写真:
  写真が掲載されていました
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日本を代表する桜の名木の種が、国際宇宙ステーション(ISS)に向かおうとしている。十一月十日にスペースシャトル「エンデバー」に乗せられて打ち上げられ、ISSに六カ月間置かれた後、来年五月に若田 光一飛行士が持ち帰って全国各地に配る予定。樹木の種では例のない“長期滞在ミッション”だ。
 種の宇宙滞在は、ISSの利用拡大を進める有人宇宙システム(JAMSS、東京都)が企画した。半年間も宇宙を旅した花の姿から命のたくましさや美しさを再認識し、宇宙を身近なものにすることなどが狙い。
 集められたのは、日本三大桜とされる根尾谷淡墨(うすずみ)桜(岐阜県)山高神代桜(山梨県)三春滝桜(福島県)のほか、祇園枝垂桜(しだれざくら)(京都府)醍醐桜(岡山県)緋寒桜(ひかんざくら)(沖縄県)など各地 の名木十四本の種。
 地元の桜保存会の指導を受けて、小学生らが理科授業の一環として今年実った種を拾い集めた。
 集められた種は、JAMSSに集められて食品保存用のポリ袋に密封。子どもたちの寄せ書きや写真とともに、飛行機で米テキサス州のジョンソン宇宙センターに送られた。十月の中旬には、エンデバーに乗り組む宇宙 飛行士らと“対面”する予定だ。
 桜はほかの株からの花粉を受粉して実をつける他家受粉をするため、種を取った木と同じ特徴を持った木が生えるとは限らないという。
 計画の指導にあたった筑波大学講師の富田香織さんは「宇宙空間に置いたことによる影響を科学的に見つけ出すのは難しいが、参加した子どもたちの心に科学の種がまかれるとうれしい」と期待する。
 若田飛行士が持ち帰った種は、各地に配られて植えられる。JAMSSの長谷川洋一さんは「参加した子どもたちがちょうど成人式のころに花が咲くはず」と話す。
 このほかスミレやササユリなどの種子も一緒にISSに運び、茨城県つくば市の農業環境技術研究所などで発芽率や花の色などに及ぼす影響を調べる。
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このページの公開日は1999年11月12日。最新更新日はです。

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