ID　8803

登録日　2008年 9月17日

タイトル

校内の桜から採取した桜酵母を使い

新聞名

読売新聞

元URL.

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/news/20080917-OYT8T00855.htm

元urltop:

写真:

　

県立栃木農高（栃木市）の食品化学部の生徒が校内の桜から採取した桜酵母を使い、醸造された日本酒「とちのう　夢のしずく」が１０月１日から販売される。同部は４年前から酵母の研究をしており、生徒らは 「歴代受け継いできた研究が実った」と喜んでいる。
　同部は校内の４１種の桜から酵母を採取して醸造試験を繰り返し、寒緋桜から取り出した酵母が日本酒づくりに適していることを発見。今年６月から市内で唯一の蔵元「北関酒造」と連携して醸造、ようやく商品化が実現 した。商品名の「とちのう　夢のしずく」には「夢がかなったという意味を込めました」と、部長の広瀬愛さん（３年）は話す。出来上がった酒はピンク色の瓶に詰められ、瓶には桜のイラストが描かれたラベルが張られた。
　「とちのう　夢のしずく」は７２０ミリ・リットル入り１６８０円。限定１０００本。１０月１日から東武宇都宮百貨店や栃木市内の酒店で販売される。問い合わせは北関酒造（０２８２・２７・９５７０）へ。
【絵解き】「夢のしずく」を箱詰めする生徒たち（栃木市田村町の北関酒造で）