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ID 7844
登録日 2008年 5月31日
タイトル
岡谷市の横川山 「水源の森」食害深刻
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新聞名
長野日報
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元URL.
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=10870
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元urltop:
-リンク切れ->
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写真:
 
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岡谷市の横川山一帯で、ニホンジカなどによる林業被害が深刻化している。標高1500メートル以上にあるモミの木の8割以上に被害が及び、尾根付近はすでに立ち枯れて荒涼とした景観に一変した。急峻 な地形で効果的な駆除ができないため、山林所有者が途方に暮れている。
 横川山は、鉢伏山(標高1928メートル)から左右に連なる岡谷市側の山林。山頂から諏訪湖に至る横河川の水は水道水として利用され、岡谷市民には水源かん養の森として親しまれている。
 横川山の約1750ヘクタールを所有する6カ区でつくる「横川山運営委員会」(宮坂雅司委員長)によると、シカの食害はここ3、4年で深刻化した。モミの木のほか、カラマツも2割ほど被害に遭っている。「シカが木に 前足を掛けて口が届く、高さ2メートルくらいまでの樹皮が食べられている」という。
 昨年度は10ヘクタールの約1万5000本に林業被害があったと岡谷市に報告した。市農林水産課によると、市有林にも同様の被害があり、被害は30ヘクタールの約4万5000本(数百万円相当)に上る。担当者は「幹 周囲の樹皮を全部食べられると数年で木は枯れる。食べ物がなくなればもっと下にも被害が及ぶだろう」と警戒する。
 県諏訪地方事務所林務課によると、シカは高ボッチから横川山、美ケ原までを群れで行動する。雪の量が少なく自然淘汰の機会が減り、個体数が増加傾向にあるという。効果的な対策は「猟しかない」(横川山運営委) が、広域連携で駆除に取り組んでも「横川山は地形が急峻で狩猟が難しい」(林務課)のが現状。
 被害に遭っているのは、40―50年の樹木。植えたばかりのヒノキ2500本が全滅したこともあった。運営委は今年2月、総代3人がわな免許を取得。自己防衛に乗り出したが、駆除許可が下りるのは「早くて来年秋」と いう。役員は「横川山は林業だけでなく水源かん養の森でもある。実害があることを多くの人に知ってほしい」と訴えている。
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このページの公開日は1999年11月12日。最新更新日はです。

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