ID　6813

登録日　2008年 3月23日

タイトル

象徴のアコウ使い染色／笠沙・赤生木小

新聞名

南日本新聞

元URL.

http://www.373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=9827

元urltop:

写真:

　

学校のシンボルで卒業記念作品を」と、南さつま市笠沙町赤生木の赤生木小学校５、６年生が、シンボルツリーのアコウの木で染めた卒業記念の旗を作った。全校児童や保護者もそれぞれデザインして染めた ハンカチを製作した。
　同校のアコウは１９４９（昭和２４）年、近くの海岸から約１０本を移植。そのうち１本が大きく成長した。同校の校章にもアコウの葉がかたどられるなど学校の象徴となっている。
　昨年秋、九電工がボランティアで枝を伐採した。大量に刈られた枝を見た同校ＰＴＡ会員で染師の大迫主昌さん（５０）が「アコウで染め物作りをしよう」と提案。自ら煮出しして焙煎（ばいせん）液を作った。
　５、６年生は、大迫さんから絞り方や染め方を教わりながら、白布にパステルで絵や文字を書き染めた。大迫さんは４年生以下の児童や保護者も指導。それぞれアコウで染めた世界で一つだけのハンカチを作った。
　「素直に思った通りに作っていい物ができた。大人になっても作品を見て学校を思い出してほしい」と大迫さん。６年生の迫竜太郎君（１２）は「とても楽しい作業で、成人してもいい思い出になるだろう」と喜んだ。++/div ++ ..

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