ID 6812
登録日 2008年 3月22日
タイトル
お花見に非常事態。桜の木に「こぶ病」が拡大。
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新聞名
Techinsight japan
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元URL.
http://japan.techinsight.jp/2008/03/aritsu200803220905.html
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元urltop:
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写真:
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4月は花見で酒が飲めるぞー♪と歌があったが、お花見は日本の風物では正月・お盆についで定着しているのではないだろうか。そんなお花見の主役である桜の木に最近病気が拡がっているというのだ。
財団法人日本花の会が22日までに確認したこの病気は「桜こぶ病」と「桜癌腫病」の二つ。こぶ病は原因細菌の侵入による細胞の異常増殖で発病、癌腫病はカビの一種の糸状菌の感染で発病する。その結果どちらも木
の組織が身を守ろうと厚くなるものだという。
それにより枝などに数センチから数十センチのこぶができ、水分や栄養が届きにくくなったり、光合成が十分行われなくなり、樹勢が衰えたり、悪化すると枯れることもある。
木に傷があるとかかりやすく、病気にかかった場合こぶを切り取って防菌剤を塗るなどの手入れが必要になる。
この病気は今までは寒い地域で見られたが昨年から長野や東京でも発見され今のところ8都県で確認されている。全国の状況はまだつかめておらず花の会では情報提供を呼びかけている。
お花見はこれからだ。日本気象協会予報のさくら開花予想では3月23日の高知に始まり4月上旬にかけて北海道まで開花していく、満開はその翌週くらいだろうか。
今年は桜の木にも気を配って、もし「こぶ」があったら花の会へ連絡しよう。これからもお花見が続けられるように。
財団法人日本花の会のサイト
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