ID 6660
登録日 2008年 3月10日
タイトル
那須塩原のエドヒガンザクラ 保存会が樹勢回復作業
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新聞名
読売新聞
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元URL.
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/news/20080309-OYT8T00761.htm
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元urltop:
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写真:
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「とちぎの名木百選」にも選ばれている那須塩原市寺子のエドヒガンザクラの樹勢回復作業が9日、地元自治会員で作る「寺子の桜保存会」(大宮司達也会長)会員によって行われた。
小高い丘の共同墓地に1本立ちしたエドヒガンザクラは、樹齢約370年と言われ、樹高は16メートル、根周りは6・5メートルもあり、1983年に市天然記念物に指定された。毎年4月上旬には、大きく広げた枝に薄ピンク
の花を咲かせ、多くの花見客を楽しませてきた。しかし、近年は樹勢の衰えが目立ち、10年前の半分ぐらいの花付きになったため、昨年11月、保存会が結成された。
この日は30人が、根元の周囲をスコップで穴を掘り、腐葉土約240キロをすき込んだ。指導に当たった樹木医の蓮実一男さん(55)(同市野間)は「枯れ枝が多く、毛根、細根の働きも悪く、かなり“重傷”だ。手入れを続
けて見守る必要がある」と話し、保存会では、定期的に樹勢回復作業をしていくことにしている。
(2008年3月10日 読売新聞)
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