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ID 6614
登録日 2008年 3月 7日
タイトル
「茶外茶」の代表格、イチョウ葉は中国古来の健康茶
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新聞名
中国情報局ニュース
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元URL.
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2008&d=0306&f=column_0306_009.shtml
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元urltop:
-リンク切れ-
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写真:
 
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お茶であってお茶でない「茶外茶」   お茶と呼ばれるものは、いったい何種類ぐらい、存在するのでしょう。いちいち数えたことはないけれど、日本人なら誰もが知っている茶であって茶でない飲み物、「茶外茶」といえば、麦茶でしょう。これは健康茶とい うよりは、清涼飲料水の一種と考えた方が正しいかもしれません。
  冷やして飲むのが当たり前ですが、幼いころ、冷めるのが待てず熱々をフーフーしながら飲んだのも、懐かしい思い出です。
  人は、健康のためには「良薬口に苦し」なんて理屈を言いながら、お世辞にも美味しいとはいえない物を干したり煎じたりして飲んでいます。そんな中でも、意外な物を1つ。しかも結構美味い。
  ずい分季節が過ぎてしまいましたが、秋になればイチョウも黄色く色づき、ギンナンの香り(臭い)も、そこここで流れ始めます。明治神宮の絵画館前などは、まるで絨毯を敷き詰めたように綺麗ですよね。日本人に、 馴染みの深い木であり、実もよく食べています。そんなイチョウの葉が、実は日本でも中国でも、健康茶として流通しているのです。
■「生きた化石」の生命力は春の若葉に   イチョウは太古の時代、約2億5千万年前から、この地上にありました。有名なシーラカンスと同様、「生きた化石」といってよいのですが、近い種類の植物が全部滅びてしまったのに、イチョウだけが現在も生き生き と茂っている。イチョウには最近話題の抗酸化物質なども含まれているそうです。やはり、生命力のもとを自らの体に含んでいるということなのでしょうか。
  ドイツやフランスでは、イチョウ葉エキスが血液循環改善剤として、お医者様が処方する医薬品として利用されているそうですが、ここはお茶として飲んでみましょう。
  お湯で抽出するくらいでは、健康面に即効性は無いのでしょうが、心臓病に効くといって中国では、結構高額で取引されているようです。元々、漢方薬としては、千年も前から使用されていたようですし、馴染み深いも のですし。
  真っ黄色の葉には、有効な成分はあまり含まれていません。もうしばらくすると出てくる春の新芽、1センチメートルくらいの小さな葉に、多種類の血管によい成分が含まれていて、ビタミンやミネラルなど健康にいい栄 養素も凝縮しているというのです。
■何といっても美味しいのが一番    味の方は、結構香ばしく、美味しい。お茶といわれれば、なんの抵抗もなく飲めるようなそんな飲みやすさです。入れた後の葉を開いてみると、小さいのにしっかりとイチョウの葉の形をしています。上の写真を見て ください。結構インパクトがある形ですね。
   経済成長著しい中国では、今後ますます、健康熱が高まっていくのでしょう。漢方薬としての効能を調べてみると、もうこれ1つでどんな病気も飛んでいってしまいそうなくらい沢山あります。
   ここでは、書き切れませんので省略致しますが、気になる方は調べてみては? いずれにせよ、イチョウ茶は健康志向に乗って、需要が増していくと思いますが、温帯地方に多く生えている木なので、13億の中国人 全員が求めたとしても、そう簡単に品不足にはならないでしょう。
  最後に一言。ギンナン、特に熟しきっていないものには、青酸の成分が含まれていますので、たくさん食べると熱が出たり嘔吐したり、呼吸が苦しくなることも。稀に、死んでしまう人もいると聞いています。いくら美味し いといっても、山盛り食べてはいけませんよ。 ANOMA亭主 星川康江 【執筆者】 ●星川康江 浅草生まれの浅草育ち。
ごく普通のOLだったが、気に入ったお茶を飲むことができるお茶館が無かったため、自分で始めた。お茶好きの家庭で育ち、幼少の頃から、様々な日本茶を飲み続けている。只今、お茶の種類にこだわらず、チャレンジ 中。夫は、民族音楽などの特殊プロデューサー。したがって、切り盛りしているお店「anoma」には、さまざまな民族楽器も並べられている。
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このページの公開日は1999年11月12日。最新更新日はです。

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