ID 6561
登録日 2008年 3月 3日
タイトル
ノリ生産者らが植樹黒木の観光施設森林保全活動
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新聞名
読売新聞
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元URL.
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukuoka/news/20080302-OYT8T00502.htm
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元urltop:
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写真:
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ふる里の自然を守り育てる「“みんなの森林(もり)・緑づくり”in FUKUOKA」が2日、黒木町の観光施設「くつろぎの森 グリーンピア八女」のキャンプ場付近の山林で開かれた。県内からは、県有明海海苔(の
り)共販漁連に加盟しているノリ生産者ら75人が、会場に大漁旗を掲げ、ヤマモミジやカツラ、ケヤキなどの広葉樹を植樹した。
福岡、佐賀、長崎3県の主催。森林や川などの自然を保護し、未来に引き継ごうと、3県が連携し、2002年度から持ち回りで植樹活動を続けている。
この日は好天に恵まれ、3県のボランティア約300人が参加。黒田忠記同漁連会長(64)が「海と川をはぐくむ森の恵みに感謝を込め、貴重な自然を守り育て次世代に引き継ぐ」と宣言し、キャンプ場近くの斜面1・5ヘク
タールに、高さ約50センチ~1メートルの苗木約1200本を1本ずつ丁寧に植えた。
荒れる波間でも平気な海の男たちも、山の斜面で足を滑らせながら、慣れない“山仕事”に汗を流していた。柳川市大和町の漁業釘崎憲三さん(60)は「この地方で降った雨は、豊富なミネラルを含んで矢部川を流れ、
有明海に注いでいる。陸(おか)の森林を守ることが、漁場を育てることにもつながる」と話していた。
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