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う
新聞名
西日本新聞
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元URL.
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/saga/20080223/20080223_002.shtml
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元urltop:
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写真:
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黄色い実をいっぱいにつけたハッサクの木
荒廃する里山をよみがえらせようと、基山町の特定非営利活動法人(NPO法人)「きびっとの杜(もり)」(成冨由久理事長、24人)が、栽培農家の高齢化などで放置されたハッサクの木のオーナーを募集している。ミカ
ン山の保全が目的だが、町内外住民との交流拡大にも期待している。
同町の傾斜地にはミカン山が点在するが、近年は担い手不足で収穫すらされないケースもある。同法人が桜やツツジなどを植樹し「きびっとの森公園」と名付けた同町宮浦の隣接地も100本を超すハッサクの成木が
あるが、ここ数年は放置された状態が続いている。
このままでは朽ち果ててしまうと危惧(きぐ)した同法人は所有者と相談。期限付きで、希望者に木を貸し出すオーナー制度を導入することにした。
期間は今年5月から2010年4月までの2年間で、料金は1本につき1万円。収穫はオーナーがするが、管理は同法人が受け持つ。例年2月から3月に収穫でき、1本の木に150‐200個の実をつけるという。それぞれの
木のそばにオーナーの名札を立てる。
成冨理事長は「家族や友人で収穫の喜びを味わってもらうことがミカン山の荒廃防止につながる。その中でオーナーと地元住民の交流に発展すれば」と話している。申し込みが100本になり次第、締め切る。問い合わ
せは同法人=0942(92)2073。
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このページの公開日は1999年11月12日。最新更新日はです。
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