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牧之原市細江の西福田地区住民でつくる「夫婦槙(まき)保存会」(松浦邦夫会長)が地元で管理する桜の一部が見ごろを迎え、11日に開花を祝うお花見会が開かれる。新市誕生記念として2年前に植樹され
た桜。開花に失敗した昨年の苦い経験を乗り越え、丹精して育てた会員の苦労が実を結んだ。
| 同会は区内の県指定天然記念物「夫婦槙」を管理しようと、約10年前に設立した。2年前からは活動の幅を広げようと、県や市と協働で堤防の河川美化活動に取り組む「リバーフレンドシップ」の協定を締結。平成18年3
| 月に区内を流れる坂口谷川の右岸堤防に河津桜など8種類、約50本を植えた。
| 桜が本格的に開花したのはことしが初めて。1年目の管理方法や天候が原因で、全体的に3分咲き程度で終わった。会員約100人が昨春から1年間、害虫の防除や草取り作業などに取り組んだ。その結果、ことし1月下
| 旬、石川嘉延県知事と西原茂樹牧之原市長が植樹した早咲きの伊豆土肥桜2本が開花し、7日までに7分咲きになった。
| 「ピンクの花がきれい。地域内外の多くの人に楽しんでほしい」と松浦会長。残りの桜も3月下旬ごろまでに順次開花する見込みという。お花見会は11日午前10時から午後2時まで。甘酒や豚汁などを振る舞う。
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このページの公開日は1999年11月12日。最新更新日はです。
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