ID 6249
登録日 2008年 2月 7日
タイトル
「森林づくり」協定 県と郡上市、ブラザー工業
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新聞名
読売新聞
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元URL.
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gifu/news/20080206-OYT8T00776.htm
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元urltop:
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写真:
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県と郡上市、ブラザー工業(本社・名古屋市)は6日、郡上市内の市有林24ヘクタールで、「生きた森林づくり」に取り組むため、協定を締結した。県では森林整備の結果、50年間で吸収される二酸化炭素(CO
2)の量を、1万6800人の1年間の呼気排出量に相当する5376トンと見込んでいる。
協定書によると、郡上市白鳥町二日町井洞の4ヘクタールを使ってコナラ、クリ、ブナなど広葉樹約4000本を植樹し、同市八幡町市島井洞の12ヘクタールと同市美並町上田露洞の8ヘクタールではスギ、ヒノキなど
の下刈りを行う。
ブラザー工業は創業100周年事業として、2018年までの10年間に、活動資金約2000万円を提供する。また、5月末から年2回のペースで、社員や家族、地域住民らが一緒になって、森林づくりを行う。郡上森林組合
が活動をサポートする。
古田肇知事からCO2吸収に関する認証書を手渡された小池利和社長は「ものづくりは多くの資源とエネルギーを使う。環境への負荷を減らすことが企業の使命」と語り、郡上市の硲(はざま)孝司市長は「郡上市は90%が
山林。山や水を通じて、社員や家族の皆さんに地域との交流を深めてもらいたい」とブラザーの支援を感謝した。
活動は、県が昨年4月から始めた「企業との協働による森林づくり」の一環で、1月に県と中津川市、トヨタ紡織(本社・愛知県刈谷市)が結んだ協定に続く第2弾。
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