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ID 6248
登録日 2008年 2月 8日
タイトル
木頭ゆず」の枝折れ相次ぐ 那賀、被害額1000万円超も
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新聞名
徳島新聞
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元URL.
http://www.topics.or.jp/contents.html?m1=2&m2=&NB=CORENEWS&GI=Kennai&G=&ns=news_120236519084&v=&vm=1
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元urltop:
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写真:
 
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那賀町の特産品「木頭ゆず」の木が、積雪の重みに耐えかねて折れる被害が相次いでいる。栽培しているほぼすべての木が損傷した農家もあるなど深刻で、今秋の収穫量減少は必至。折れた枝の片付けや 木の手入れに追われている生産者からは、今年が表年だっただけに落胆の声が広がっている。
 一月二十日から二十一日にかけて約三〇センチの積雪があった木頭北川の平従(より)道(みち)さん(65)方では、栽培している約二百本のほとんどで、幹や枝が折れたり裂けたりした。折れた枝の中には直径約十セ ンチ、長さ約二メートルのものもあった。
 生産者らによると、今回は約二十年ぶりの大雪で、湿気を含んだ重たい雪が降った。ユズを作って二十年になる仁井寅雄さん(72)=木頭南宇=は「ここまで被害がひどいのは初めて。今年は収穫量が例年の半分ぐら いになりそうだ」と話す。
 町やJAあなんによると、表年の収穫量は年間千三百-千四百トン。積雪が残っているユズ園が多いため、被害の詳しい状況は不明だが「約二百戸が栽培している木頭地区だけで表年の販売額は約一億円に上る。現 在の状況から予想すると、最低でも一千万円を超える被害が出るのではないか」とみている。
 折れた断面には防腐剤を塗る必要があり、生産者は作業に追われている。折れた部分の近くからは新しい枝が伸びて再生するが、元通りになるまでに四、五年はかかるという。
 木頭果樹研究会の中平徹会長(71)=木頭出原=は「表年だっただけに、農家の落胆は大きい。生産意欲が下がらないかが心配だ」と話している。
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このページの公開日は1999年11月12日。最新更新日はです。

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