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ID 6247
登録日 2008年 2月 8日
タイトル
室蘭の波多野義人さん、北大の倒木でポプラ三味線製作
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新聞名
室蘭民報
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元URL.
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2008/02/07/20080207e_01.html
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元urltop:
-リンク切れ-
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写真:
 
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倒木に命吹き込む匠(たくみ)の技-。4年前の台風で倒壊した北大のポプラ並木を材料に三味線1棹(さお)を製作した室蘭市中央町1の波多野楽器店の三弦師、波多野義人さん(51)が新たにもう1本のポプ ラの三味線を製作している。室蘭手わざの会員である波多野さんは、完成が間に合えば13日からの手わざ展に出品するという。
 平成16年9月の台風で北大のポプラ並木が多数倒木した。この木を活用して楽器を作れないかと旭川の音楽グループらが活動した。これまでチェンバロやフルート、カホンなどの楽器が製作され北大に寄贈、展示さ れている。波多野さんも製作依頼を受けて1棹を手掛け、北大に寄贈している。
 今回は依頼時に譲ってもらったポプラの木の余りを使って2棹目を製作中。昨年暮れから取り掛かり、胴と棹(さお)を作り上げて8割まで仕上がった。ふだん使用する堅い紅木(こうき)などとは違って軟らかい材質のた め、わざわざ旭川の道立林産試験場で1年以上かけて堅い材質に形質変化させた材料を使っている。
 出来上がりはポプラの木の特色の鮮やかな白さがくっきりと表れており、一般の三味線にはない趣がある。全国どこにもないもので、札幌の北大と室蘭だけ。「軟らかな木で作ることはないですから」と話す波多野さん は「できれば手わざ展に出品して多くの人にみてもらえれば」と製作に励んでいる。
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このページの公開日は1999年11月12日。最新更新日はです。

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