ID 4583
登録日 2007年 8月28日
タイトル
沖縄の「芭蕉布」170点並ぶ 人間国宝・平良さんの個展 米寿祝い京で
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新聞名
京都新聞
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元URL.
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007082900164&genre=K1&area=K10
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元urltop:
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写真:
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沖縄の伝統的な織物「芭蕉布」制作の第一人者で人間国宝の平良敏子さん(87)の個展が29日、京都市下京区四条通烏丸西入ルの京都産業会館で始まった。
芭蕉布はイトバショウの木を3年かけて育て、木の繊維から糸を紡いで織る。通気性が良く、琉球王朝時代から夏着として親しまれてきた。
平良さんは芭蕉布の生産地の沖縄県大宜味(おおぎみ)村喜如嘉(きじょか)出身。戦後の荒廃期から芭蕉布の再興に尽力し、今も制作を続ける。沖縄県内の染織工芸団体のメンバーが平良さんの米寿を祝い、西陣織
をはじめ染織の歴史が長い京都での個展を企画した。
薄い肌色をした糸の素朴な風合いを生かした作品約170点が並び、訪れた人を引きつけている。9月1日まで..