ID 4393
登録日 2007年 8月 4日
タイトル
台風5号、日本海へ...天然記念物「高鍋のクス」折れる
.
新聞名
読売新聞
.
元URL.
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/ne_07080351.htm
.
元urltop:
.
写真:
.
2日夕、宮崎県日向市付近に上陸した台風5号は九州東部、山口県を通過した後、3日朝には日本海へ抜けた。次第に勢力を弱めながら、進路を東寄りに変え、4日午後には北海道付近に再上陸する可能性
もある。
気象庁によると、台風は3日正午現在、松江市の北北西約90キロの海上にあり、時速30キロで北東に進んでいる。中心気圧は992ヘクト・パスカルで、中心付近の最大風速は23メートル。風速25メートル以上の暴風
域は消えた。
九州・山口8県のまとめによると、台風通過に伴い福岡や佐賀、大分などで計19人が重軽傷を負った。住宅1棟が全壊、11棟が一部損壊。避難勧告・自主避難は2日夜には約1万5000世帯に上ったが、一部を除いて
順次、帰宅した。
宮崎県高鍋町では2日午後、舞鶴神社の境内にある国指定の天然記念物「高鍋のクス」(推定樹齢500年)の幹が強風で折れた。
高さ17・5メートル、根回り10メートル以上の巨木。二またに分かれた幹の一方が折れて県道をふさぎ、片側通行となっている。近くの神社内にあるスギの大木も根元から倒れ、南側の門が全壊した。
山陽新幹線は、架線に木がひっかかったため、厚狭(山口県山陽小野田市)―小倉(北九州市)駅間で一時運転を見合わせ、2本が運休したが、3日午前7時前に再開。福岡空港では午前中、発着4便が欠航したほかは
、通常通りの運航に戻った..