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ID 4379
登録日 2007年 8月 1日
タイトル
都大路のプラタナス脱色 京で害虫大量発生
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新聞名
京都新聞
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元URL.
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007080100101&genre=H1&area=K10
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元urltop:
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写真:
 
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都大路の街路樹プラタナスの葉が、白く脱色する「異変」に見舞われている。京都府では未確認だった北米産の害虫の大量発生が原因。景観を損なう上、繁華街の店舗に虫が入り込み、被害が出ている。府農 業総合研究所(亀岡市)などが防除法の開発に乗り出した。  脱色は京都市内の広範にわたり、▽烏丸通の丸太町-四条▽西大路通の丸太町-十条▽七本松通の高辻-七条▽山科区の外環状線沿い-などで深刻だ。同研究所などが昨年10月に始めた調査で判明した。烏丸通 では約6割、西大路通では9割以上のプラタナスが白化、1本で75%以上の葉に影響が現れた樹木が6割近くを占めた。亀岡市や向日市でも確認された。  原因の害虫は半翅目(はんしもく)グンバイムシ科のプラタナスグンバイ。6年前に名古屋市で発生、日本への侵入が初確認された。幼虫、成虫(体長約4ミリ)ともプラタナスの葉の裏に寄生する。葉液を吸うため葉の 表面に脱色斑ができ、虫が多いと葉全体が白色や黄白色になる。  店舗にも被害が出ている。烏丸通沿いの服飾店では約2週間前から無数の虫がスーツなど商品やじゅうたんに付着するようになった。粘着テープや手で取り除くが「つぶしたりすると商品がだめになるので、手入れが 大変」と店員は困惑する。  街路樹を管理する京都市緑地管理課には「ベランダに干した洗濯物や布団に虫が付く」(山科区のマンション住民)、「虫が飛び回って気持ち悪い」などの苦情が昨年から寄せられ、「今年に入ってさらに増えている」( 同課)。プラタナスの街路樹は市内に4700本余りあり、イチョウ、トウカエデに次いで3番目に多い。同課は「市民生活に影響が出ないよう努力したいが、薬をまいても飛んで逃げ、いたちごっこの部分もある」。  府農業総合同研究所と府病害虫防除所(亀岡市)は農作物への影響に備え、防除法の研究を始めた。農薬の効果を試し、今後は▽樹木の中に薬剤を打ち込む▽幹の表面に薬剤を散布する▽越冬中の成虫を取り除く- などの方法を検討するという。同研究所の徳丸晋主任(35)は「農薬が街中に飛散しない駆除法を開発したい」と話している..

このページの公開日は1999年11月12日。最新更新日はです。

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