ID 4118
登録日 2007年 6月18日
タイトル
二十世紀梨「未来への贈り物」 本紙連載軸に出版
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新聞名
山陰中央新報
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元URL.
http://www.sanin-chuo.co.jp/shop/modules/news/article.php?storyid=407149042
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元urltop:
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写真:
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二十世紀梨栽培の指導書「因伯之果樹」が3月号で700号を迎えたのを記念し、JA全農県本部が「鳥取二十世紀梨導入100年・未来への贈り物」を出版した。二十世紀梨の歴史や栽培技術の変遷などが分か
りやすく説明してあり、生産者だけでなく消費者にも楽しい内容で、二十世紀梨のことが何でも分かる本になっている。
因伯之果樹は1947年10月に創刊号を出し、原則として月1回出版しながら今年で創刊60年を迎える。最新技術を生産者全員が共有しようと、大学や国、県の専門家が栽培指針などを掲載している。
記念誌は61編のコラムで構成した。そのうち49編は、県内への二十世紀梨導入100年を記念して山陰中央新報が2004年4月から1年間、紙面に連載した同名の紙面企画を転載した。
「梨の来た道」「梨の行く道」など七章で構成する各章のタイトルページには、「因伯之果樹」が表紙で紹介した二十世紀梨の名木を載せた。
執筆者は、鳥取大や県園芸試験場の梨研究者、JA全農県本部で二十世紀梨の普及・販売を担当してきた責任者ら。黒斑病との闘いや袋掛けに使う果実袋の改良史、販売の苦労話、新品種誕生秘話など豊富な内容に
なっている。
A5判156ページ。500部を印刷し、全国の市場関係者らに配布したほか、希望者には1冊1000円で販売する。問い合わせはJA全農県本部営農総合室(電話0857・27・2710)..