ID 4116
登録日 2007年 6月16日
タイトル
スギ人工林の活用保全探る 雫石で森林フォーラム
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新聞名
岩手日報
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元URL.
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20070617_5
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元urltop:
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写真:
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森林・環境フォーラムinいわて(みどりを守り育てる岩手県民会議主催)は16日、雫石町千刈田の町総合福祉センターで開かれた。県内の林業関係者ら約250人が、講演やパネルディスカッションを通して
スギの人工林の活用や保全について理解を深めた。 第1部では岩手大農学部の山本信次准教授が「スギはワルモノなのか?-スギの造林と現在・過去・未来」と題して講演。近年、花粉症増加の一因といわれるスギ花
粉について「スギは花粉の媒介を風に任せる。種を増やすために大量の花粉を飛ばす必然性がある」と説明した。 第2次世界大戦後に国内でスギの人工林が増加したことについて「戦後の復興には木材が必要だった
。燃料利用が変わって薪炭林や雑木林の必要性がなくなり人工林に転換したことも、都会の生活様式の変化に林業サイドが対応した結果だった」と林業関係者のみに批判の声が集まることに異議を唱えた。 第2部はス
ギを取り巻く課題や今後の林業について有識者らが意見交換をした..