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ID 4101
登録日 2007年 6月15日
タイトル
「明日の国産漆」確保へ 木曽漆器工業協組
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新聞名
中日新聞
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元URL.
http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20070616/CK2007061602024447.html
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元urltop:
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写真:
 
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全国有数の漆器産地として知られる塩尻市木曽平沢の木曽漆器工業協同組合(石本幸一郎組合長)は十九日、漆器に使う漆(うるし)の苗木三百本を、同市奈良井羽渕の奈良井川河川敷に植樹する。中国から の輸入漆に頼る漆器産業だが、将来的な国産漆の確保や漆器産地のシンボルとするため、組合として初めて漆の苗木の植樹に取り組む。
 苗木は、市が木曽森林組合から購入。奈良井ダム上流公園の県有地(約二千二百平方メートル)に、同組合員や地元木曽平沢区役員、市職員ら約八十人が植え付ける。
 同協同組合によると、国内の漆器業者らが使っている漆の約95%は中国からの輸入品。国産漆は採取量が少ないため、中国のものより価格は三倍ほど高いという。
 地元の山にも漆の木はあるが、幹から樹液を採取する「漆掻(か)き」をする人もなく、山の管理も十分でないのが現状。わずかずつでも漆の木を植え、国産漆を確保する必要があるという。
 同組合では、一九七九年に合併前の楢川村と木曽森林管理署が同村贄川の国有林に植えた漆の木を使い、組合員の実習を兼ねて漆の樹液の採取をしている。今回は、苗木を組合員が植え、管理することで「組合員の 団結心の醸成も図れる」と期待する。
 苗木が順調に生育すれば、八-十年後には漆の樹液が採取できる。同組合の田中秀夫事務局長は「漆器産地のシンボルとして、また組合員の心よりどころとして大切に育てたい。今後も植樹の適地があれば苗木を植 え、漆の木を増やしたい」と話している..

このページの公開日は1999年11月12日。最新更新日はです。

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