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ID 4006
登録日 2007年 6月 5日
タイトル
遊休荒廃農地を羊牧場に 御射里の会が里山再生事業
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新聞名
長野日報
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元URL.
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=7350
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元urltop:
-リンク切れ->
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写真:
 
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遊休荒廃農地の拡大を食い止め、里山を守ろうと、富士見町御射山神戸の住民グループ「御射里(みさと)の会」(小林松雄会長)は、県の元気づくり支援金などを受けて、コミュニティ・ガーデン(みんなの庭) 事業に取り組んでいる。今年度はまず、雑草が生い茂る農地を活用し羊牧場を整備した。森との間に緩衝地帯を設けることで、イノシシ、ニホンジカの農地への侵入を防ぐ計画だ。
 御射山神戸区の西山一帯は、イノシシ、シカによる農作物被害が相次ぎ、従事者の高齢化もあって耕作を断念する農家が増加。都会に住む子どもたちを頼って移り住む人もある。ここ数年、耕作放棄地が拡大している 。同会は「遊休農地は4ヘクタールに及ぶ」とみる。
 「このままでは農地は荒れ果て、景観は悪化。里にシカが定住するなど有害鳥獣による農作物被害は拡大する」と、現状への危機感を持った住民有志が里山再生に立ち上がった。
 町議の小林市子さん(御射山神戸)が主宰する地元学の学習グループ「ステップアップゼミ」も協力し、各方面へ助成金を申請。今年度は県の元気づくり支援金から128万円、トヨタ自動車のトヨタ環境活動助成プログラ ムから137万円、日本財団から25万円を受けた。
 県外に住む不在地主らと連絡を取り使用許可をもらい、今年度は約2ヘクタールで活動を開始した。
 羊牧場は、地域の人たちが交流する場にしようと、約120平方メートルの農地で4頭を飼育することにした。羊は同町立沢の牧畜農家から購入。3日は木の柵と小屋を作り、雑草が生い茂る農地に羊を放した。子どもた ちは大喜びだった。
 今後は、田んぼを池にして、フナやドジョウを放流するビオトープを設けるほか、水のわき出る場所を整備し、憩いの場所にする計画。ブルーベリーの摘み取り農園も新設する。県からは10アール分の苗木の助成があ った。伐採した樹木を粉砕するチッパーや、のり面草刈り機、草を細かく砕くハンマーナイフなど農業機械も県の助成金で購入する。
 小林市子さんは「荒廃農地をコミュニティガーデンとして再生することで、自然環境や里山の景観を守りたい。地域住民が集まり交流する場所にしたい」と話している..

このページの公開日は1999年11月12日。最新更新日はです。

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