ID 4007
登録日 2007年 6月 5日
タイトル
ラッピング広告で「緑を守る」
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新聞名
オーマイニュース
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元URL.
http://www.ohmynews.co.jp/news/20070604/11765
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元urltop:
-リンク切れ-
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写真:
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ラッピング広告とは新聞の本体を包むように広告で覆うこと。広告をはがすと紙面が表れる。広告の部分は多色刷。色ずれもなく、森の木々を鮮やかに印刷していた。
2日付の社告で、明日の朝刊は「緑に包まれる」とラッピング広告を予告していたものの驚いた人もいただろう。
このラッピング広告の先駆者は産経新聞。同紙がラッピング広告を実施した際には、テレビなどほかの媒体も取り上げた。広告主も満足したのではないだろうか。
その後、埼玉新聞などラッピング広告を実施した新聞社もあるが、今では話題になる機会も少ない。
ところで、福島民友新聞のラッピング広告のテーマは「緑を守る」。この視点に異論をうたえる人は多くないと思うが、一過性のイベントではなく、継続的に「緑を守る」ことの大切さを訴える紙面を制作することこそが重
要だ。
例えば2005年に福島市土湯温泉町に「民友の森」を開設し、県民に開放している。開設当初は精力的に報道したが、現在では同紙主催の事業がある場合以外「民友の森」を取り上げない。せっかく開設したのだから継
続報道も必要ではないか。
危ぐしていることがある。1995年に同紙の創刊100周年記念事業の一環で、三春町に桜の苗木を記念植樹した。そして、この一帯を「民友の森」と名づけたはいいが、その後の報道はほとんどない。植樹から10年 以上がたっているが桜は無事に成長しているだろうか。
こういったことを含め、「緑を守る」ことを一過性のイベントとして扱って欲しくない..