ID 3832
登録日 2007年 5月18日
タイトル
宇木の千歳桜保存会 文化財保護協会表彰
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新聞名
北信州ネット
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元URL.
http://www.shinshu.co.jp/local/2007/070518/n05.html
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元urltop:
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写真:
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山ノ内町宇木の千歳桜保存会が10日、千歳桜の保存に尽力したとして県文化財保護協会から表彰され、翌11日には区の3役が町役場へ報告に訪れた。
樹齢800年といわれる千歳桜は宇木集落の西側にあり、地域のシンボルとして親しまれている。東西30メートル余りに枝を広げ、地元では毎年、桜の季節に観桜会を開き、そろいの浴衣やハッピ姿で、1977年から続
いているという「千歳桜音頭」を奉納、区民総出で楽しいひとときを過ごしている。
しかし、昭和50年代の度重なる台風で、大きな枝が折れ、樹勢が弱まってしまった。こうした事態に千歳桜保存会と宇木区では、町や県の協力を得て樹の活性化を図り、形もよくなるなど今ではすっかり元気を取り戻し
ている。
現在も保存会が中心となって、春に行われる雪囲い外しから始まって、施肥、草刈り、消毒と地域を挙げて手入れが続けられている。保存会は区長、副区長が正副会長となり、組選出の委員らで構成している。
役場を訪れたのは、区長の渡辺英男さん、副区長の畔上武志さん、議長の湯本金光さんの3人。畔上義治副町長は「私も昔からなじんできたサクラです」などと話し、樹木医による樹勢回復や普段の作業などについて
も言葉を交わしていた..