ID 3674
登録日 2007年 4月30日
タイトル
穴の谷を桜の名勝に 林道沿い、苗木31本植樹
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新聞名
北國新聞
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元URL.
http://www.toyama.hokkoku.co.jp/_today/T20070430203.htm
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元urltop:
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写真:
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上市町黒川地区の住民でつくる「桜の森づくり会」(会長・伊藤勝保区長)は二十九日、穴の谷霊場の一帯が将来、桜の名勝となるよう願いを込めて、ふるさと林道沿いに八重桜の苗木三十一本を植えた。これ
までに約百本を植えており、最終的には三百五十本を目指す。
黒川地区では、今年度から取り組むグリーンツーリズムに合わせて、体験施設として木炭窯を造る計画が進行中であるほか、黒川と東福寺野(滑川市)間約二キロを結ぶふるさと林道が九月に開通する予定である。
北陸の近代医学の父・黒川良安の出生地、穴の谷霊場、国史跡・上市黒川遺跡群といった歴史的特色の上に、植樹はあらたな魅力を付加しようというもので、最終的には穴の谷霊場の山が春、桜に彩られる見込み。住
民たちは麓の集落から植樹場所まで家族で歩こう会を楽しんだ。
記念植樹では伊東尚志町長、平井年應町議会議長もスコップを振るい、二メートル余りに育った「福禄寿」の苗木を固定し、芽がカモシカに食われないようにと幹部分にネットを巻いたりした。青空に映える白い峰々の眺
望を存分に満喫しながらの植樹会となった..