ID 3673
登録日 2007年 4月30日
タイトル
オオムラサキ保護地でエノキなど育樹作業
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新聞名
長野日報
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元URL.
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=7000
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元urltop:
-リンク切れ->
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写真:
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諏訪市の立石公園で国蝶(ちょう)のオオムラサキが育つ環境づくりを進める「諏訪国蝶オオムラサキの会」(野池敏雄代表)は29日、幼虫がえさにするエノキなどの「育樹祭」を同公園で開いた。会員や一般
など約30人が参加。エノキの幼木を植樹したり、林の整備作業に汗を流した。
同会はオオムラサキが乱舞する地域を目指し、1982年に発足した。96年から、幼虫の食樹であるエノキ類の植樹を毎年行っている。今年が12回目。これまでに400本近くを植え、公園内には自然木と合わせて約1
000本のエノキ類があるという。
参加者たちは園内の斜面でエノキを植えたり、これまでに植えた木の枝払い、絡んだツルの除去、下草刈りなどを行った。
同会によると、昨年は羽化期の7月に豪雨があった影響で、成虫の確認は12匹にとどまった。2005年には、調査を始めた82年以降で2番目に多い146匹を確認しており、野池代表(85)は「オオムラサキが育つ環
境は整っており、今年は多数の発生を期待している」と話していた..