1. HOME
  2. 木の情報発信基地Top
  3. 8.樹木
  4. 樹木・植樹・木のニュースアーカイブ TOP
ID 287
登録日 2006年 2月12日
タイトル
霜被害で蜂須賀桜の苗不足 県内保存会、寄贈計画に支障
.
新聞名
徳島新聞
.
元URL.
http://www.topics.or.jp/News/news2006021402.html
.
元urltop:
.
写真:
 
.
徳島県産の桜として知られる蜂須賀桜の植樹活動に取り組んでいる「蜂須賀桜と武家屋敷の会」(桑原信義会長)が、苗不足に頭を悩ませている。昨年四月に育苗所を襲った霜で多くが枯れ、寄贈などを計画 していた企業や自治体に回らなくなった。六年前から懸命に知名度を高め、ようやく企業や自治体から苗の配布を求められるまでになった中でのアクシデントに、会員らは肩を落としている。
 蜂須賀桜はカンヒザクラとヤマザクラが自然交配したもので、江戸時代には徳島城内に植えられていた。徳島市内の育苗家が一九九九年以降、樹齢二百五十年の木から取った芽を他の桜に接ぎ木して苗を育てきた。
 二〇〇四年に、バチカン市国のサン・ピエトロ寺院脇の植物園に植えられて知名度が上がり、県内の企業や自治体から配布を頼まれるようになり、今年は約千二百本を配る予定だった。
 昨年十二月、同会の小倉博彦事務局長(63)が育苗所に出掛けた際、大量に苗が枯死しているのを確認した。昨年四月中旬の霜害で苗に被害が出ていることは分かっていたが、当初の見込みを大幅に上回り、千五百 本のうち千二百本が枯れてしまった。
 この影響で、一月二十三日には、徳島市総合動植物公園で行われた植樹式に百本を贈るはずが、二十三本にとどまり、残りは十二月以降に植樹することになった。このほか、高校への植樹数が減るなどの影響が避け られない状態だという。
 小倉事務局長は「まさかあれほどまで枯れているとはショックだった。これにめげず、これからも蜂須賀桜を広めていきたい」と話している..

このページの公開日は1999年11月11日。最新更新日はです。

中川木材産業のビジネスPRその1   取り外し簡単な「フリーフェンス」、ページはコチラです。(公開2018.8.1 更新2019年11月11日 )