ID 3060
登録日 2007年 3月15日
タイトル
ごみからエタノール作るぞ潤オ加州ブルーファイアに連邦助成金
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新聞名
USFL.COM
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元URL.
http://www.usfl.com/Daily/News/07/03/0314_011.asp?id=52796
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元urltop:
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写真:
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草や木、紙類など植物系のごみからエタノールを作るカリフォルニア州アーバインのブルーファイア・エタノールによるバイオ製油所建設計画が、このほど連邦政府の助成金4000万ドルを獲得した。
ロサンゼルス・タイムズによると、助成金の配布は、今後10年間で国内ガソリン消費量を20%削減することを目指すブッシュ大統領のエネルギー政策の一環。エネルギー省を通じてブルーファイアのほか5社に、計3
億8500万ドルが配布される。
ブルーファイアにとって、今回の助成金獲得は同社の技術が実際に機能する見込みがあると認められたことになり、総額1億1000万ドルの製油所建設に弾みがつく。同社は今後、郡当局の建設認可を受け、残り7000万
ドルの資金を調達するなどして24カ月間の建設工事に入る。
同社のアーノルド・クラン最高経営責任者(CEO)は、2009年末には操業を始められるとみており、稼働後は年に700トンのごみを1900万ガロンのエタノールに変換できると見積もっている。こうして作られたエタノール
は、州内で販売されるガソリンと混ぜて燃料に使われる。
助成金を獲得した6社のエタノール生成法はさまざまだ。ブルーファイアは、硫酸を使った独自の方法で植物性ごみに含まれる糖分を抽出、発酵させてエタノールを得る。手順が非常に単純なため、1ガロン当たりの生
産経費は1ドルだという。
3300万ドルを獲得した農業大手アリコ(フロリダ州)は、かんきつ類の皮やごみからエタノールを作る。7600万ドルを得たアベンゴア(カンザス州)は、麦の茎や草を材料に熱と化学生成でエタノールを生産。8000万ドル
を獲得したブロイン(サウスダコタ州)は、アイオワでトウモロコシの芯を酵素処理する。そして7600万ドルを獲得したレンジフューエルズ(コロラド州)は、ジョージアで木片からエタノールを作る..