ID　2974

登録日　2007年 3月　9日

タイトル

サクランボの花見ごろ 高浜の民家

新聞名

福井新聞

元URL.

http://www.fukuishimbun.co.jp/photo.php?code=1420

元urltop:

写真:

　

　早くも桜が満開！？　高浜町和田の会社員下村喜一さん（６９）方で、暖冬らしく一足早い春の訪れが近所の評判になっていたが、実はこの木は桜ではなく桜桃（おうとう）（サクランボ）の木だった。家人は「まさか桜じゃな かったなんて」と驚いている。 　話題の木は前庭に植えられている二本。二月末からつぼみが膨らみ始め、暖かさの増した今月に入って一気に見ごろを迎えた。例年、三月末には満開を迎える早咲きの”桜”として住民たちに親しまれており、「暖冬と あって今年は特に早いなぁ」と話題を集めていた。 　ところが、木や花の形状などを調べたところ、桜ではなくサクランボの木だった。実際、桜には食べられる実はならないが、この木には花が散った後、一カ月ほどして甘い実ができるという。 　下村さんは「桜には、サクランボのなる木とならない木があるもんやと思っていた」とびっくり。木は祖父が大正時代に家を建てた際に植えたそうで、木とともに育った六十九年目にしての「新しい発見」となった。福井 市園芸センターによると、桜桃の木は桜よりも開花が早く、既に満開になっているところもあるという。